空腹こそ最強のクスリ
本屋さんで偶然見かけた本。それが「空腹こそ最強のクスリ」だった。
なんで空腹が最強なのか気になり思わず手に取った。
栄養や運動、健康に関する本が大好きな私。
迷わず購入し、足早に帰宅。
本書は大変読みやすく、そしておもしろい。
「へ~!!」「そうなんだ!!」「知らなかった!!」
初めて学ぶことだらけで興味深い。
あっという間に読み終わった。
簡単にまとめると、、
① 現代人は過食状態
1日3食という考えが広まったのは明治時代以降らしい。
それまでは、1日2食が普通だった。
狩りを行っている時代は、空腹の状態で獲物を捕らえていたらしい。
動物も同じ。
ライオンは空腹状態で獲物を捕らえる。
② 現代病は過食が招いた病
肥満、糖尿病、高血圧、高脂血症etc
いわゆる生活習慣病は、食べ過ぎが招く病気。
食べ過ぎることで体内では炎症が起きる。
炎症とは身体の中で火事が起こっている状態。
血管や内臓が傷つき、病を引き起こす。
③ 空腹のメリット
・長寿遺伝子の活性化
→空腹状態になって初めてサーチュインと呼ばれる長寿遺伝子が活性化する
・免疫力の向上
・内臓を休ませる時間が作られる
→1回の消化にかかる時間は約5-6時間
・脳の活性化
昔は1日2食が当たり前だったことに驚いた。
「3食バランスよく食べましょう」と家庭科の授業で学んだはず。。
今の時代は食で溢れかえっている。
お腹が空いたらすぐに食べ物が手に届く状態。
その空腹こそが最強のクスリなのに。
今まで食べ過ぎていたと感じる場合、少しずつ減らしていくことが重要だろう。
いきなり16時間断食など行っても継続しない可能性が高い。
なにごとも継続が一番。
無理なく続けられる範囲で。