人が温かい富山県
仕事の関係で富山県の旅館に2週間ほど宿泊している。
おじちゃんとおばちゃんが夫婦で営む老舗旅館。
朝と夜はごはんが提供される。
洗濯機完備、浴場もついている。
コロナの関係だろうか。
宿泊客は現在わたしだけ。
一人で悠々と旅館を満喫できる。
富山県に来た最初の印象は人が優しいこと。
旅館のおばちゃんはいつも笑顔で接してくれる。
「たくさん食べてね~」と種類豊富なご飯を提供してくれる。
ご飯の時は一緒に近くでテレビを観ながらたわいもない話をしたり。
実家に帰ってきた気分になる。
コンビニに行った時のこと。
レジで突然50代くらいのおばちゃん店員に、
「そのバッグどこで買ったの?デザインいいね」と声をかけられた。
そこから世間話を少々。
私の出身地、東京ではない出来事だ。
人と人の距離が近く感じる。
コロナ禍で対面で人と接することの大切さを思い出させてくれる。
顔を合わせることがいかに大事か。
富山県に来てまだ4日しか経っていないが、富山が好きになった。
人が温かいこの街。
東京へ帰る日、旅館を離れるのが寂しくなりそうだ。