がんばらなくても死なない
小さい頃から色んなことを「がんばってきた」
習い事、スポーツ、勉強etc
「がんばる=いいこと」だと思っていた。
ちょっと手を抜いたりサボったりすると「がんばっていない」と周りから評価されている気がした。
小さい頃は、がんばっていれば評価されていた。
たとえ結果が伴わなくても「頑張っているから◎」とされてきた。
大学を卒業し、社会人になると過程より成果が求められる。
いくら努力してがんばっていても成果が出なければ評価されない。
一方でサボっていても成果がでれば評価される。
社会人1年目の去年、がんばることに疲れた時期がある。
すべてのことにやる気が出ず、何をする気にもなれない。
一日中、家に引きこもりぼーっとしていたこともある。
そんな時にたまたま立ち寄った本屋さんで「がんばらなくても死なない」という本を見かけた。
この本を読んで、「がんばらなくてもいいんだ」と気づけた。
そして、どんな人にもやる気が起きず無気力になる時期があることに気付けた。
「あ、自分だけじゃないんだ」
そう気づけただけで心がラクになった。
「やる気が起きない今は充電期間」と捉えて、無理してがんばることをやめた。
がんばらなくても寿命が短くなるわけでもなく、死が近づくわけでもない。
タイトル通り、「がんばらなくても死なない」
日本人は、真面目で勤勉。
がんばりすぎている人が多いと私は感じる。
「がんばらなくても大丈夫。死なないから。」
そう伝えたい。
無理せず、自分の身体を大切に。
休みながら自分のペースで。
休んでみると冷静に物事を判断できたり、普段見えない景色が見えたりする。
立ち止まることで気付くことも多い。