「ふつう」とは?
先日、電車内で男性同士の会話を聞いていて疑問に感じたことがある。
「~が普通だよね。」
「普通は、~じゃない?」
2人の会話では、「ふつう」というワードが繰り返し使われていた。
「ふつう」とは何だろう?
「ふつう」から外れたら「異常」なのだろうか?
「ふつう」でいることが当たり前なのか?
日本では、「ふつうのレール」から外れると異常扱いされることがある。
私が大学3年生の時、友人が就活をせずに「卒業後は起業する」と周囲に宣言した。
周りの人間は「やばくない?」「ふつうに就職した方が絶対いいでしょ。」と否定的だった。
私は、友人の信念と行動力に感心した。
そもそも、「ふつう」を疑う必要がある。
その「ふつう」は誰が決めたことか?
人それぞれ価値観や考え方が異なる。
全員が同じ考えに至ることは難しい。
人によって、「ふつう」は異なる。
自分の中での「ふつう」があるのはいいと思う。
ただ、自分のふつうを他人に押し付けるのはおかしい。
自分の「ふつう」の基準で他人を判断するのはもっとおかしい。
みなさんは、「ふつう」という言葉に対してどのような印象をお持ちですか?
皆さんの考えも聞かせてください。