わたしの大学受験
わたしは大学受験に失敗し、浪人生活を経験した。
当時最も得意だった科目は、英語。
その英語でさえ、偏差値50という実力。
そこから早慶を目指し、浪人生活がスタートした。
〇4月:ゴールを知る
早慶合格を目標に設定。
偏差値50の私にとって早慶は夢のまた夢。
しかし、約1年間ある。やってみないと分からない。
まずは、早慶の問題を解くことから始めた。
最終ゴールと現状を把握するため。
ゴールを知らずにいきなり走り始めるより、
ゴールと現状のギャップを把握し逆算して走り始めた方が効率的。
初めて問題を解いた時は、ちんぷんかんぷんだった。
適当に答えた記号が当たり、3割の正答率。
「これが早慶か、、」
とんでもない敵が目の前に現れた感覚だった。
〇5月~9月:ひたすら基礎
単語、文法、長文読解、英作文、リスニング。
ひたすら基礎にこだわった。
特に、文法と長文に時間を費やした。
文法のテキストの例文を暗記や長文の音読。
覚えつつ同時にアウトプットもする。
アウトプットすることで定着がスムーズに進んだ。
単語に関しては、電車の中や寝る前など隙間時間に行う程度。
〇10月:センター試験対策
センター試験対策を本格的にスタート。
問題が基礎レベルであるため、基礎勉強の延長といったイメージ。
この時期は私立大学の問題はまだ手をつけていなかった。
センターレベルで8割~9割取ることを目標に過去問をひたすら解く。
〇11月~12月:センター試験対策+私立大学対策
この時期から私立の過去問を解き始める。
MARCH、早慶を中心に数をこなす。
間違えた問題にマークをつけ、数日後やり直す。
同じ問題を3~5周取り組んだ。
そうすると、その学校の形式に慣れてくる。
実戦形式への慣れもあり、この時期の私立大学模試で偏差値70を達成。
〇1月~2月:私立大学対策
過去問を何度も何度も解く。
同じ問題でも繰り返し解き、形式に慣れることを徹底した。
本番の試験では、練習通り臨むことができた。
形式に慣れていたため慌てることなく模試のようなイメージで解けた。
結果として早慶合格。
一年前では考えられなかった。
はじめにゴールを知る
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基礎の徹底
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実戦形式
シンプルだが、この方法が私には合っていた。
すべての人に当てはまるとは思わない。
人によってベストは異なるので、あくまでも参考程度にしてほしい。
いろいろ試す中で自分に合ったやり方が見つかる。
まず試してみることから。