ミニマリストが向かない人もいる
もうすぐ4月。
「心機一転、ミニマリストを始めてみよう!!」と決意されている方もいるだろう。
ミニマリスト歴2年の私は断言できる。
「ミニマリストは、とてもいい」と。
本当に必要なモノだけを残して不要なモノは捨てる。
余裕が生まれ、ストレスから解放される。
ミニマリストになった人にしか分からないメリットがたくさんある。
多くのメリットがあるが、万人に当てはまるとは限らない。
だから、私はすべての人にオススメしない。
ミニマリストに向かない人もいる。
・ミニマリストになる目的が明確でない人
「なぜ持たない暮らしを始めるのか?」
その目的が明確でない人は危険。
持たない暮らしをはじめたが、その暮らしをキープすることに疲れてしまう人もいる。
かえってストレスとなり、自分自身を苦しめることになる。
・モノに囲まれていることに安心感を覚える人
色々なモノに囲まれていると安心する人もいる。
満たされている感覚があり、落ち着く。
そのような人はミニマリストに向かない。
無理してモノを減らして、毎日の生活に支障が出たら元も子もない。
・心配性の人
わたしの母がこれに当てはまる。
「いつか使うかもしれないから...」
「大事な時に使うかもしれないから...」
「なにかのために...」
予測できない未来を不安視し、中々モノを捨てられない人。
持たない暮らしを実際に始めても不安になり、またモノが増えてしまう可能性がある。
「ミニマリスト=いい。それ以外はダメ。」というわけではない。
その人に合った暮らしがある。
その人の理想の暮らしがある。
みんなそれぞれ異なるし、正解はない。
これから持たない暮らしを始めようと考えている人は考えてほしい。
「なぜミニマリストに興味を持ったのだろう?」
「自分の理想の暮らしは?」
「ミニマリストを始める目的は?」
自問することで自分に合った暮らしが見つかる。