毎日トイレ掃除を続けて得たこと|25歳独身ミニマリスト
一人暮らしを始めて2年が経つ。
同時、社会人2年目がもうすぐ終わる。
実家で暮らしていた学生時代は、家事を手伝ったことがほとんどなかった。
(今となっては、もっと親孝行しておけばよかったと後悔している)
一人暮らしを始めて、自炊・洗濯・掃除などの楽しさを実感している。
自分の生活すべてを自分自身でコントロールできていることが楽しい。
「今日はどんな料理を作ろうかな?」
「仕事帰りにスーパー寄って帰ろう」
自分の頭で考えて、毎日を生きている感覚がある。
自分にとって「トイレ掃除」とは?
そんな生活の中でも、トイレ掃除は自分にとって特別。
決してトイレ掃除が好きなわけではない。
ただ、綺麗なトイレで一日をスタートしたいし、一日を締めくくりたい。
汚れたトイレは、誰だって嫌なはず。
たまたま入ったコンビニのトイレが汚かったら嫌な気持ちになる。
一人暮らしを始めた最初の一年間は、週1回ペースでトイレ掃除をしていた。
仕事で日中は、基本家にいない。
使う頻度も少なく、週1ペースで十分だった。
社会人2年目になり、テレワークが増えた。
自宅にいる時間が長くなり、トイレを使う回数も必然的に増加。
毎日使っているとちょっとした汚れや臭いが気になってくる。
トイレに入るたびに「掃除しなきゃな~」と考えることが少し嫌だった。
そこで、毎朝用を足したあとにトイレ掃除をすることを習慣化してみた。
はじめの頃は、意識的に掃除していたが
今は用を足したら自然な流れで掃除をしている。
トイレ掃除から学んだこと
2年間、トイレ掃除を習慣化してきて得たこと。
大きくわけて2つある。
「感謝の思い」と「相手の立場に立って物事を考える」こと。
①感謝の思い
毎日綺麗に掃除していると、「綺麗に使おう」という意識が自然と芽生える。
自分のモノだけではない。
みんなが使うモノやちょっとした些細なモノまですべてに対して感謝の思いが芽生えた。
あたりまえだけど、トイレが故障して使えなかったら非常に困る。
トイレ以外にも毎日当たり前に使っているモノが急に使えなくなったら困る。
当たり前のことに感謝して、丁寧に使う。
トイレ掃除を習慣化して改めて気付けたことである。
②相手の立場に立って物事を考える
カフェのトイレ。
公園のトイレ。
図書館のトイレ。
すべてのトイレに共通していることは、そのトイレを綺麗に磨いてくれている人がいるということ。
ピカピカの状態が当たり前なのではなく、
皆が気持ちよく使えるように掃除をしてくれている人がいる。
自宅のトイレ掃除をしているから分かるが、決して楽なことではない。
しかも、第三者が使ったトイレを掃除することは更に大変なこと。
そんな人たちのことを考えて、どんなトイレも綺麗に使おうと心がけることができている。
トイレだけではなく、すべてのことに共通していえる。
例えば、
ジムのマシンを丁寧に使おう。
図書館で借りた本を丁寧に扱おう。
次の人のことを考えて、トイレのスリッパは揃えよう。
「自分が相手の立場だったらどうだろう?」と考えて行動することができるようになった。
「相手の立場に立って考える」は、少々抽象的かもしれない。
言い換えると、「自分がされて嫌なことを他人にしない」
たかがトイレ掃除。されどトイレ掃除。
これからもトイレ掃除を続けて、新しい気付きを得ていく。