ポジティブな発言は、相手の心を動かす
先日、都内の体育館で開催されているバレーボールの個人開放に参加した。
(※個人開放とは、バレーボール好きな人が個人で集まって練習・試合すること)
その日集まった人数は、14人。
そのうち12人は、バレーボール経験者でレベルが高い男性メンバーだった。
大学生と20代の社会人で「バリバリ部活動でやってました!!」感がある方たち。
残りの2人は、バレーボール初心者。
中学3年生。
話を聞くと、明日の球技大会でバレーボールに出るため練習に来たとのこと。
(わざわざ練習に来るなんて偉すぎる)
パス練習→スパイク練習という流れで練習は進んだ。
経験者はバリバリスパイクをコートに叩き込む。
スパイクを見てるだけでがっつり部活動やクラブチームでプレーしていることが分かる。
一方、初心者の二人はコートの端の方でパスをしていた。
私:「スパイク一緒に打ちませんか?」
中3:「あ、、大丈夫です。」
明らかにレベルの高さに委縮しているようだった。
私が中学生の立場だったとしたら絶対委縮する。
「球技大会の練習で来たのに、、」と嘆くに決まっている。
スパイク練習が終わり、ゲームをすることになった。
7vs7に分かれてのゲーム。
私は中学生と同じチームになった。
正直、安心した。
中学生に声をかけながらプレーできる。
初心者は不安だし、怖い部分も多いはずだ。
初心者がいる状況でゲームは進んだ。
都内の個人開放の中でもレベルは高い方。
しかし、初心者の中学生2人はどうしてもミスをしてしまうこともある。
「すいません、、」
委縮しながら謝る中学生。
「大丈夫ですよ。」
周りのメンバーが駆け寄って声をかける。
中学生がいいプレーをすると、「ナイスプレー!!」と皆で駆け寄ってグータッチ。
良いプレーに対して、皆で褒めてたたえ合う。
試合の中で中学生はどんどんうまくなっていった。
「いいね!」「ナイス!」「ナイストライ!」
ポジティブな言葉がコート内で飛び交っていた。
はじめは委縮していた中学生から笑みがこぼれるようになっていた。
純粋にバレーボールを楽しんでいる様子。
その様子が見れて本当に嬉しかった。
ポジティブな発言や相手を思いやる言動は、他人の心を動かすのだと感じた。
あの中学生がバレーボールを好きになってくれるといいな。
球技大会がんばれ!!!
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