自分がコントロールできることに集中する
どんな時でも穏やかな心でいる。
なかなか難しい。
真っ白なシャツにコーヒーをこぼしたとき。
渋滞に巻き込まれたとき。
電車に乗り遅れたとき。
大事なモノを忘れたとき。
財布をなくしたとき。
このような時、穏やかな心だろうか?
振り返るといつも私は慌てている。
「渋滞だ、、約束の時間に間に合うかな。。」
「来週の面接うまくいくかな。。」
先のことを不安視し、穏やかな心とは程遠い。
雰囲気からして余裕がある人。
自分の考えや価値観をしっかり持っていて、軸がある人。
そのような人は、どんな時でも落ち着いている。
過去や未来にとらわれず、今に集中している。
そもそも未来をコントロールすることはできない。
たとえ、渋滞に巻き込まれても渋滞をコントロールすることはできない。
穏やかな心を持つ人は、自分がコントロールできることだけに集中している。
私が尊敬している40代の経営者の方がいる。
その方は、常に落ち着いている。
感情の起伏も少なく、余裕を感じさせる。
その方に穏やかな心を保つ方法を伺ってみた。
「自分がコントロールできることだけを考える。そうすると周りの人やコトに期待することがなくなり、常に安定した状態でいられる。」
あなたは仙人ですか?と返したくなる答えだった。
自分のことだけに集中する。周りに期待しない。
たしかに、渋滞に巻き込まれて焦っていたのも、
「渋滞せずスイスイ走れる」ことを期待していたからだろう。
だから焦ってバタバタしていた。
自分にコントロールできることだけに集中しよう。
穏やかな心を保つために。